中国自動車工業協会は今年の中国自動車市場状況を“低位運行段階”と定義づけたが、即墨区、自動車産業状況は却って好調で、右肩上がりである。

1-11月，汽車産業新城自動車産業売上は611億元に達し，予測では通年で800億元となる見込み。その内，一汽解放1-11月生産数17.4万台，同期比増加23.4%；売上341億元，同期比増加37.4%；税金12.1億元，同期比増加47.8%。一汽大衆青島公司生産数25万台，売上220億元。

好調な状況の背景には即墨区の積極的で自主的な力添えがあります。自動車産業は青島が打ち出す十の千億元規模産業の一つです。青島汽車産業新城を持つ即墨区は、この“千億級”の重責を奮い立たせ、市委員会にて“最先端製造業+人工知能”にて攻勢を行う部署を設立させ、牽引企業に焦点を合わせ、サプライチェーンの構築、補強、延長、強化を行い、努力して千億級の汽車産業基地を作り上げました。

12月20日、即墨汽車産業は更に“大きな一手”を。

奇瑞新能源と即墨区は済南にて戦略パートナー契約を結んだ，これは即墨区が青島市が構築する自動車産業サプライチェーン全体発展へのサポートする事となり、全世界で最大の新能源自動車産業基地となる。

リード企業が“大役を演じる”

在即墨城区北部，総区画面積93平方キロメートルの青島汽車産業新城はここに位置し，すでに累計では一汽-大衆（青島）華東生产基地、一汽解放商用車基地、一汽解放新能源商用車の三大自動車工場及び400社あまりの関連企業を誘致している，製品では乗用車、商用車、改装車及び多くの自動車部品を網羅し,完全なる自動車サプライチェーンと最先端な自動車産業生態圏を構築している。これは青島市自動車及び自動車部品産業での唯一の専門特区で、自動車と自動車部品の研究開発、製造、販売に非常に重要である。

ここまでの発展はこの十年におよぶ自動車産業の土台の上にある、産業サプライチェーン全体がここに集結し成長していることが見て取れる——一汽-大衆（青島）華東生产基地、一汽解放商用車基地、一汽解放新能源商用車３つの自動車リード企業は発展度合いの過半数の数値を担い、海隆、海誉、青特、九合重工など四台専用車両企業が自動車産業を拡大し続けている。これらの基盤の上で、即墨区は自動車プロジェクトを利用し“プロジェクト磁場”を打ち出し、競争力の強い自動車部品企業を専門性の高いプロジェクトを通じ成長成熟させ、自動車製造サプライチェーンに絡ませ、発展させ新たなムーブメントを起こさせる。

現在すでに130社あまりの自動車部品関連企業が続々と青島汽車産業新城に参入し、その投資総額は720億元に及ぶ、製品としては乗用車、商用車、改装車及び多くの自動車部品。これら核心的な部品製造企業が手を取り合って、自動車産業サプライチェーンの実現に協力し、発展を続けている。

機先を制して新能源“風上”を奪取

現在、青島汽車産業新城は新能源汽車と新素材及び、電気制御、モーター等の自動車革新部品に目標を定め、重点的に発展させ、千億級産業の基礎固めの実現をすすめている。

中国汽車工業協会は我々の注目をあつめる数字を提供している：自動車産業全体の数字は下がっている中で、新能源車は増加を保持し、1-9月での生産量と売上は89万と87万台、それぞれ20.9%と20.8%の伸びとなっている。

これは疑いもなく自動車工業での一つのチャンスである。記者の理解では、自動車工業はすでにこの十年、即墨区にチャンスが集結しており、軽量化、電動化、ネットワーク化、知能化の発展方向に照準を合わせている、積極的に自動車産業の新たな動きと、業態を育て、先手を制し新能源車の“風上”を奪取しようとしている。

青島汽車産業新城は新能源産業部を設立させ、専門集団を招き、大規模なプロジェクトを誘致し、総力を集め、重要部品を“プロジェクトベース”とし、部品プロジェクトでの誘致を加速させる。

2017年12月7日、汽車産業新城に一汽解放新能源基地正式投資が行われ、即墨製造の第一号車輌が生産ラインに登った、これは国内最大の商用車輌製造メーカーが正式に新能源領域に参入したことを示す。今年10月29日、一汽-大衆華東基地で第30万台目の車輌が生産された時、宝来・純電が上場し、一汽-大衆での純電動車製品がはじめて市場に投入された。現在、即墨区には51社の新能源自動車企業が集結している。

自動車産業からの“新しい風上”に立って、即墨は伝統的な自動車産業サプライチェーンを延長させると同時に、積極的に新興自動車生態産業チェーンを拡張させている。青島智能網聯は9月27日に即墨に進出決定し、智能網聯汽車測試基地の建設によって、山東省第一の工業と情報部門を打ち立て、交通運送部門での認証を取得した智能網聯汽車測試基地として、自動車メーカー、自動車研究開発機構など産業チェーンユーザーへ測量サービスの提供を行う。

“順風満帆な発展”の新生態を構築

今年、即墨区には、5つの地域所有国有企業が率いる専門の投資会社を設立し、10の近代的な産業投資開発オフィスと16の専門の投資部門を設立して、投資を正確に引き付けました。その中で、自動車産業招商事業部は即墨への自動車産業集結を推進した、チェーン式発展の“比較的優位性”の一つです。

 “プロジェクトの引き継ぎから本番まで、継続的フォローアップを行います。プロジェクトを誘致する際、主要プロジェクトに‘1ケース、1ディスカッション’方式を導入し、プロジェクトの完了後、企業にワンストップの代理サービスを提供して、企業の時間を最大化し、コストを節約します。自動車業界の投資促進部長の徐文強は記者団に語った。

即墨は、自動車業界の集結とチェーン開発を達成するため即墨のもう1つの“比較優位”である、ユニークで便利な自動車物流の優位性の創出に取り組んでいます。上合示範区の放射状の動きに合わせ、即墨は新しい“一帯一路”国際協力プラットフォームを通じて国際物流、近代貿易、双方向投資、出張、文化交流の分野で協力を拡大し、青島自動車産業新都市を中心に“40分自動車物流圏”を打ち出しました。

さらに、即墨区では、自動車企業に新たなモチベーションを継続的に追加するための支援ポリシーを特別に調査し導入しました。これにより、多くの自動車企業は即墨で革新し、強化し続けることができます。これにより、ますます多くの優れた関連プロジェクトと優れた企業が青島自動車工業新都市に集結し、即墨を発展させます。